4月21日から5月14日まで開催される菓子博はみごとな工芸菓子や日本中のお菓子が楽しめ、また菓子博でしか味わえないお菓子もあり、連日の大盛況です。
会場にはお菓子以外にも「いせ舞台」と名付けられた特設舞台が設営され、いろいろな催しが行われています。私たち女性部すまいる連メンバーは21日初日の、しかも最初の催しとして、伊勢音頭の披露をさせて頂きました。
女性部メンバーでの伊勢音頭の披露は久しぶりと言うこともあり、何度か練習を重ねて当日に備えました。また、新しい会員で伊勢音頭の練習をしたことがない方の中にも「ぜひ参加したい」と初めての踊りに挑戦して努力し、当日披露しても恥ずかしくないまでに踊れるようになった方もありました。
当日はまだ開会式の余韻の残るような「いせ舞台」で緊張しながらも充実した時を過ごさせて頂きました。踊りは「扇の舞」「正調伊勢音頭」「お伊勢さんすまいる音頭」「伊勢音頭さわぎ」の四曲を披露させて頂きましたが、舞台の広さに合わせ、踊る人数を工夫したり、踊りにフォーメーションを付けたり、と「すまいる連」ならではの伊勢音頭を披露させて頂いたつもりです。最後は踊り方の説明から「皆様ご一緒にさわぎを!」と会場の方と一緒になって大団円の踊りでしたが、踊りに参加して頂いた会場の方の笑顔も印象的でした。
女性部に入るまでは伊勢音頭とは無縁の私でしたが、女性部のおかげで伊勢音頭キャリアも十数年。今回のような一生の思い出となるチャンスを頂いたり、様々な場で伊勢音頭を躍らせて頂く機会もあるようになりました。女性部での様々な出会いや活動を振り返ると、女性部入会は私の人生の大きなターニングポイントの一つだったとしみじみ感じる昨今です。
(髙瀬 静枝)