9月11日に亀山にて、平成30年度の三重県商工会議所女性会連合会総会が開かれました。
今回は、鳥羽女性会メンバーと一緒に、バスで亀山に向かいます。
鳥羽会とは近隣のため交流も多く、おしゃべりをしている間にバスは亀山に到着。
まずは腹ごしらえと、行列の絶えない鰻の老舗「初音」にてうな重をいただきます。
焼きたての鰻を頬張ったあとは東海道53次の一つ、関宿の探索です。
関は古代から交通の要衝地であり、江戸時代には、東海道53次の47番目の宿場町として参勤交代や伊勢参りの人々でにぎわいました。
今も歴史的な町並みが残ることから、昭和59年に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。
「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と言われた旅籠(はたご)「玉屋」は、離れや蔵のある大きな宿で、浮世絵、掛け軸などの美術品や旅に関係する資料などを多数展示してあります。
江戸時代にタイプスリップしたようで、見どころも多く、当時のにぎわいを思い起こさせます。
ひと時の旅を楽しんだあとは、総会会場へ移動。
まずは亀山の小菅会長、亀山商工会議所岩佐会頭、そして櫻井市長より、暖かく丁寧なお出迎えのご挨拶をいただきました。
平成29年度の事業報告案と収支決算案について、鳥羽会 水谷会長が説明され、伊勢の石川会長は監事として監査報告を行いました。
そのあと、平成30年度の事業計画案と収支予算案、どちらも満場の拍手をもって承認されました。
総会のあとは、株式会社マックス代表取締役社長、大野範子氏による講演会です。
石鹸一筋100年以上の歴史を持つマックスの5代目社長に36歳で抜擢された大野氏は、5度の癌との闘病を克服。その経験を糧に、肌に優しい石鹸を開発したりと、お客様の悩みを解決する企業をめざし、日々奮闘されているお話はとても力強く、ご苦労を感じさせない姿にパワーをいただきました。
15時からは茶話会タイムで、地元のお菓子をいただきながらのクイズ大会です。
1問目の出題者はなんと鈴木知事!
「リニアモーターカーは東京と名古屋を何分で走ることができるのか?」
と言う知事からの問題を、テーブルの仲間でわいわいと話し合います。
「答えは・・・・・40分!」という知事の元気な声に、あちこちで「やったー」「残念」と声が上がり、初対面の皆さんとの会話も弾みました。
今回は、食事も華やかなアトラクションもなしのシンプルな総会でしたが
暖かなおもてなしと、よく計画されたスムーズな進行で、総会としての本来の姿を感じさせていただくことができました。
(松本ゆかり)