三月二十五日、第四十二回通常総会が伊勢商工会議所にて三十一名の出席を得、開催されました。
新年度を迎えるにあたり石川会長議長のもと、三十一年度の事業計画(案)と収支予算(案)がつつがなく承認され、中村文香新会長から「感謝」のことばが随所におりこまれた女性部の活動指針を説明いただきました。
総会終了後は、ご来賓の岩﨑専務理事にご講話を頂戴いたしました。世界には王国と衆国があり、衆国の代表はアメリカ合衆国であること。アメリカの歴史をたどりながら大統領が代わる毎の国情変化を解説いただきました。
それに比べ王国は、王が代わってもぶれない、国情は安定していると。そして「さざえさん」の磯野家になぞらえて、日本の天皇家の神武天皇にたどり着く男系を説明いただいたのはすごくよく理解できました。
その後「第二回伊勢をみな塾」では「天孫降臨」の紙芝居を学び委員会が行いました。「第一回伊勢をみな塾」で山中一孝先生の「皇室のことは神話を語らずして語れない」とのお話を受け、新元号となる今このお話を選びました。
天照大御神の孫ニニギの命が天降られるお話ですが、ここに三種の神器が登場し「食物としなさい」と稲穂が託されます。
そして今現在も毎年十月に伊勢の神宮では天照大御神様に稲穂を奉り感謝を申し上げる神嘗祭が行われています。
「天の岩戸」「ヤマタノオロチ」等数多くの神話があります。伊勢の地に縁のあることを感謝し、日本の原点でもある古事記にも触れてみたいと思う一日でした。
(木下 幸子)