去る6月24日火曜日、梅雨時にもかかわらず天候に恵まれた青空のもと、見頃を迎えた紫陽花や舞子舞踊を楽しむ京都への旅に行ってまいりました。
事務局の早川さんにも同行していただき、参加していただいた方は28名。
バスを貸し切っての日帰り旅行です。
差し入れのお菓子も沢山いただき、皆さん生き生きされている方ばかりで、バスの中は一気に明るく楽しい空気に包まれました。
入会間もなく不慣れな私にも、優しく声をかけてくださいましたこと、とても感謝しています。
まず最初に訪れたのは西国観音霊場十番の札所、三室戸寺。
坂道を上り山門をくぐると、右手には5千坪の敷地に1万株の色とりどりの紫陽花が咲き誇り、深く色づいた緑とのコントラストも鮮やかな美しい大庭園が広がっていました。
庭園を眺めながら進んでいくと頭は老翁(ろうおう)体は蛇、撫でると財運・良運が訪れるという宇賀神(うがじん)様が御鎮座されています。
お参りの仕方も教えていただきながら本殿や三重の塔を参拝し、普段は鳴らすことのない鐘も皆さんに続いて鳴らしてみたり、宇賀神様を撫でてみたりとお寺を満喫してきました。
眺めているだけではなく実際行動してみると、よりいっそう楽しめました。
本殿の前にはウサギや牛の像が安置されており、立てると願いが叶うというウサギの卵立てを楽しんでいる方や、茶屋でくつろがれている方、皆さん思い思いに楽しまれていました。
お腹が空いてきたところで、ちょうど八ッ橋庵「しゃなり」に到着。
温かな釜飯と京もの野菜や果物を使ったお料理をいただき満足した後は、目の前で舞子舞踊を見学。こんなに間近に舞子さんが見られるなんて感激です。
お名前は勝えさん。15の時に鹿児島から舞子に憧れ京都にやってきた勝えさんは現在18歳。金毘羅さんの曲に合わせてゲームも楽しみ、様々な質問にも「そうどす。」
と舞子言葉でそれは可愛く、丁寧に答えてくれました。
見た目はまだ幼い勝えさんが覚悟を決め、日々頑張っている姿がとても愛らしく、思わず応援したくなってしまいます。
皆さんもそんな様子で、温かく言葉をかけてみえました。
舞子さんとの触れ合いを十分楽しんだ後は八つ橋庵の2階にある京ししゅう美術館を見学。立体感のある金龍や光沢のある富士山、鮮やかな花車など華麗な展示物をじっくり楽しんだ後、サントリー京都ビール工場へ。
キレイで清潔感のある工場に入るとブルーのユニフォームを身にまとったスタッフが笑顔でお出迎え。
そこで天然水、麦、ホップへのこだわりを学び、仕込、発酵、貯酒、ろ過、缶や樽詰めの実際の製造過程を見学。それからまちにまったビールの試飲会場へと向かいました。
入り口でおつまみを手渡され、サーバーから細長い冷えたグラスにプレミアムモルツを注いでいただきました。
クリーミーな泡と深いコクのプレミアムモルツを2杯いただき、ほろ酔い気分。
帰りのバスの中でもほんわかと心地よく、あっという間に伊勢の地へ到着しました。
皆様のおかげで充実した楽しい1日を過ごすことができました。
有難うございました。
(浅沼小百合)