活動報告

半田交流旅行

女性部では毎年会員の親睦旅行を企画しています。今年度は11月に愛知県半田市に出かけました。半田市は、豪華絢爛な山車31輌が勢揃いする「はんだ山車まつり」で有名な町で、まちづくりにも力を入れていると聞き、今回訪ねることにしました。

朝、会議所を出発したバスは2時間ほどで半田に到着。まず目に入ったのは大きな運河です。まるで皮のように広い半田運河は美しく整備され、柳が植えられ、黒壁の蔵が並ぶ風情ある景色に見とれました。

勢田川を運搬の拠点とした伊勢商人と同じく、半田ではこの運河からいろいろな物資を江戸や大阪に運んだとのことで 運河沿いには、ミツカン酢の工場や商人の蔵が並びます。

ミツカンミュージアムショップに立ち寄ったあと、「国盛り酒の文化館」を見学しました。蔵のなかは、貯蔵のためつかった大釜など伝統の道具が展示されており、日本酒作りに使うお米の種類や醸造の進め方などを説明いただきました。

昼食は蔵の町エリアにあるお食事処「魚太郎蔵の町」へ。今回の旅行の一番の目的である半田商工会議所女性会さんとの懇親会です。こちらからお誘いしたにも関わらず、半田女性会の皆様が大変暖かく迎えてくださり、細やかな心配りに感動!

美味しい食事をいただきながら、互いの活動やそれぞれの事業について紹介し合い楽しい時間をすごしました。

最後は、素晴らしいおもてなしをいただいたお礼にと、伊勢音頭でお返しです。

「伊勢音頭教わりたかったのよ!」と嬉しい言葉もいただき 全員で輪になって伊勢音頭さわぎを踊りました。旅先で他の女性会と交流会をもつのは初めての企画でしたが、会議所というつながりを生かして、地元ならではの情報を教えていただき、また、経営者という同じフィールドで活動している仲間として話し合える嬉しさを感じました。

 

昼食後は、もとビール工場であった赤レンガ倉庫を見学したり、ごんぎつねなどの童話で有名な新見南吉記念館を訪ねました。ほとんどの会員が始めて訪れた半田市ですが、見どころも多く、心も癒され、大満足の旅でした。

(松本 ゆかり)

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